北里家＠上大岡駅
味玉らーめん並、ライス（750円）
家系。骨粉が底に大量に沈むほど、濃厚な醤油豚骨スープ。表面には鶏油。麺は酒井製麺の平打ち麺。短めで太さは中くらい。
チャーシューは厚さ8mm程度。大きさはそれなりで、存在感がある。適度な食感で、旨味もしっかりある煮豚。味玉は黄身が鮮やかな橙色の半熟。若干完熟寄りか。味はよく染みている。具は他にほうれん草、微量の長ねぎ、海苔3枚。
濃厚で醤油もキリッと立った、骨太の家系。
麺は家系にしては細めだが許容範囲。多少柔らかくなった程度では、味は落ちない。
チャーシューは家系にしては美味しい部類。濃厚なスープにほうれん草がよく合う。長ねぎの量に不満がある程度。
スープとほうれん草だけで、いくらでも箸が進む。事実、チャーシュー、味玉、海苔はそのままで、麺をあらかた食べ終える。
ライスは終日無料、おかわり無料と非常に太っ腹。大きめの茶碗に平たく盛られる。セルフ方式ではない。炊き加減は適当。
こちらも美味しい。保温しすぎて黄ばんだりはしていない。店員がよそってくれるから、炊飯器の周りに米粒が飛ぶこともない。
しかも、卓上にはきゅうりの漬物が置かれ、いくらでも食べて下さいと言わんばかり。
最初の1/3はきゅうりの漬物で食べる。パリポリした食感と、適度な酸味が合う。
残りは黒胡椒を振り、おろしにんにくと豆板醤を乗せて、スープに浸した海苔で巻く。
海苔は決して高級なものではないけれど、家系ではマストな食べ方。それでも残ったぶんは、チャーシューと味玉をお供に。
おかわりしようか迷ったが、スープまで完食する方を優先した。
2020/9/1OPEN。
惜しまれつつ閉店した町中華「味楽」跡地。
ライス無料でこのクオリティで、らーめん並650円でやって行けるのか心配になる。コストパフォーマンスが非常に高い一杯。
厨房には大きな寸胴が複数。うち、ひとつを傾けてスープを取っていた。
妻も最大級の賛辞を送る、新進気鋭の良店。女性にはキャンディのサービスあり。
新型コロナウイルス対策で、券売機脇に手指の消毒用アルコールを設置。扉は開放したままでの営業。
味玉らーめん並
ライス
店舗外観
券売機
おすすめのトッピング
ライス無料・おかわり自由
サービスのキャンディ
