中華 勝芳＠大船駅
ラーメン（550円）
動物系ベースの醤油味のスープ。旨味は潤沢で甘味が強い。今日はほんのり生姜風味。麺はわずかに縮れた中細麺。硬めだが、伸びても悪くない。
チャーシューは大きくて厚さは5mmほど。甘めの味付け。適度な食感で、噛むと旨味が染み出してくる逸品。茹でもやしはしゃきしゃき食感、小松菜は彩り。具は他になると、長ねぎ。
Simple is the Best.
ここ数年、私の中ではすべてのラーメンの基準となる、町中華の一杯。
しっかりした動物系の旨味、適度な油の量、それらを纏うようにして啜る麺。チャーシューは存在感があり、基本となる具も一通り揃っている。
味付けが甘めなのが特徴。正直、好き嫌いは分かれると思う。醤油の立った、東京風の中華そばとは完全に別物なので。
それでも、私は大好きな味。スープがたっぷりと注がれ、食べ応えは充分。そして、これがたったの550円という事実。
コストパフォーマンスの高さでは、町中華の中でも群を抜く。自宅の一部が店舗で、いくら家賃がかからないとはいえ。
趣味で続けてるんじゃないかと、訝しむほどの価格設定。でも、もっとも慣れ親しんだ味だから。
学生の頃から様々なラーメンを食べ歩いた結果、歳を経るに従って町中華に回帰する。
素朴で飾り気のない、普段使いできる店のラーメンが一番ってなるのよね。もちろん、食材に凝った贅沢な一杯もいいけれど。
まぁ、年寄りの戯れ言だと思って聞き流していただければ。でも、貴方や貴女もいずれ同じ道を辿るかもしれませんよ？(￣▽￣)
会計時に妻と二人分の冷えた缶コーヒーをいただく。いつもありがとうございます。
新型コロナウイルス対策で、テーブル席にパーティションと除菌ウェットティッシュを設置。
カウンター等の消毒も随時徹底。
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