のりや食堂@大井町駅

中華そば(味付玉子入)(780円)

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和歌山中華そば。豚骨鶏ガラを白濁するまで炊いた、醤油味のスープ。香味油は鶏油。とろみはあるが、濃度が足りない。どちらかといえば、しゃばくてさっぱり。麺は幸住食品の細麺。量は160g。
チャーシューは2種類。肩ロース肉と豚バラ肉かな。肉はしっかりした食感、脂身はとろける柔らかさ。味付けもまずまず。穂先メンマは3本。味玉は黄身がほぼ完熟。冷たくて味も普通。具は他にかまぼこ、九条ねぎ

スープに臭みはないが、店内には豚骨臭が漂う。良く言えば飲みやすい、悪く言えば重厚感に欠ける。
麺は食べ始めこそ硬めで悪くないが、中盤以降はだれやすく良さが失われる。
チャーシューはどちらも及第点。穂先メンマは美味しいが、味玉とかまぼこは凡庸。
九条ねぎの食感がいいので、具に頼らずとも充分箸は進む。

最後は卓上のおろしにんにくを加え、スープにコクを出して完食。万人受けしそうな味。
1998年創業の、和歌山中華そばの老舗。しかも、中華そばは680円と価格も良心的。
横浜市の「和歌山家」を知らなければ、普通に美味しいご当地ラーメンと感じたはず。
決して駄目だというつもりはないが、これといって秀でたものが見つからない。

新型コロナウイルス対策で、カウンターは4席間引いてゆったり5席。テーブル席にはパーティションを設置。扉は閉めての営業。

 

店舗外観(仮)

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券売機
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