らぁ麺 鳳仙花 横浜店@横浜駅

濃厚金目鯛白湯らぁ麺(500円)

f:id:yukino1994:20210207144951j:image

金目鯛らぁ麺(500円)

f:id:yukino1994:20210207145018j:image

 

濃厚金目鯛白湯らぁ麺:

通常の数倍もの金目鯛のアラを乳化するまで炊いた、アラ出汁の濃厚白湯スープ。魚のアラ特有の強い癖があり、それを山椒が上手く中和している。麺は三河製麺の細麺。量は推定140g。
チャーシューは豚肩ロース肉を低温調理したもの。薄切りでしっとり柔らか。穂先メンマは太くて長いもの。柔らかいので、簡単に噛み切れる。具は他に焼いた金目鯛の角切り、かいわれ大根、刻んだ紫玉ねぎ、柚子皮。

こってり濃厚で、金目鯛の旨味も臭みもすべて抽出したような白湯スープ。一口目から、ピリリとした山椒の風味を感じる。
細麺はしなやかさとコシを併せ持ち、スープとは相性抜群。全粒粉は使用していない。
レアチャーシューは、熱がすぐ入るのが惜しいほど。焼いた金目鯛の角切りは箸休め。
刻んだ紫玉ねぎは食感がよく、さっぱりするので効果的。柚子皮は風味付け。

麺の量は普通だが、丼はさほど大きくないので、易々と完食できる。
店員に連食の可否を尋ねた上で、券売機で新たな食券を購入する。
正直、一口目を食べた瞬間に、店内連食を決意していた。それほどに美味い。
定価は850円。杯数限定。

 

 

金目鯛らぁ麺:

金目鯛のアラをメインに炊いた、アラ出汁の清湯スープ。こちらは熱々。麺は三河製麺の細麺で、全粒粉使用の多加水麺。量は推定140g。
チャーシューは豚肩ロース肉を低温調理したもの。やや細切れでしっとり柔らか。穂先メンマは太くて長いもの。柔らかいので、簡単に噛み切れる。具は他に焼いた金目鯛のほぐし身、刻んだ紫玉ねぎ、青ねぎ。

"濃厚金目鯛白湯らぁ麺"とは異なり、スープは臭みも癖もなく、すっきりとした旨味。
スープが熱々なのは、「はやし田」系列にはよくあること。麺はややしなやか。
チャーシュー、穂先メンマの感想はほぼ先に同じ。刻んだ紫玉ねぎは、さほど効果は感じられず。すぐに、熱が入るからか。
金目鯛はほぐし身なので、食べ応えはなし。ただ、焼いた香ばしさは伝わってくる。
定価は800円。


二杯とも完食。食べ比べることで、いろいろ見えてくるものがある。
良くも悪くも万人受けする一杯。初めての人にオススメするならこちらが無難。
だが、旨味の複雑さや深みでは、"濃厚金目鯛白湯らぁ麺"に軍配が挙がる。
確かに癖は強いし、山椒という食材も食べ手を選ぶものではあるが……

 


2021/2/2OPENの新店。
2日と3日は開店記念で、先着300名に金目鯛らぁ麺、濃厚金目鯛白湯らぁ麺、金目鯛つけ麺が、いずれも500円で提供された。
この値引きは、(株)INGSの店舗では恒例行事と化している。

オペレーションはまだグダグダ。隣の男性は注文した品がなかなか来ず、トッピングの味玉も忘れられて、終始イラつき気味。
その後に来た男性二人連れは、連食の順番がどうので店員と行き違いが生じてた。
正直、手際の悪さも含めての500円だと考えているので、私は一切文句は言わない。むしろ、いくらでも失敗してもらいたい。
明日からは正規の料金をいただくのだから。

10時40分着で先頭。カウンター16席は、開店からすぐに埋まった。
11時33分の退店時も8人待ち。

「横濱ハイハイ樓 横浜西口店」跡地。
コの字型のカウンターとトイレ、厨房の位置にわずかに昔の面影を残すのみ。
看板はなぜか「らぁ麺 鳳仙花」でなく「金目鯛らーめん 鳳仙花」。

新型コロナウイルス対策で、券売機脇と卓上に手指の消毒用アルコールを設置。
カウンターにはパーティションを設置。扉は閉めての営業。

 

店舗外観

f:id:yukino1994:20210207145205j:image

 

券売機
f:id:yukino1994:20210207145219j:image

 

解説
f:id:yukino1994:20210207145214j:image

 

開店記念
f:id:yukino1994:20210207145210j:image

 

www.google.com