ラーメン幸豚@戸塚駅

汁なしアラビアータ、味玉(1000円)

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二郎インスパイア。豚骨醤油味のスープ。乳化しているはずだが、量が少ないので不明。麺は三河製麺の平打ち太麺。もちもちした食感で、非常に噛み応えがある。
ヤサイはキャベツともやしの比率が8:2くらい。その上から、ひき肉たっぷりのトマトソースがふんだんにかけられる。味玉は黄身が液状の半熟。味もよく染みている。ニンニクは端の方にちょこんと。具は他に刻み玉ねぎ、フライドオニオン。ブタは乗らない。

無料トッピングはすべて普通で。普通でニンニクありだから、コールが紛らわしい。
「ニンニク」と言うと「マシですか?」と訊かれ、「普通で」と言うと「ニンニク入れて大丈夫ですか?」と訊かれる。これって二度手間じゃね?(´・ω・`)

まず始めに。これはアラビアータではない。単なるトマトソースだ。
アラビアータとは、怒りんぼ風という意味のイタリア語。食べたらカッとなるくらい、唐辛子を強く効かせないといけない。
これは辛味が皆無といっていい。せめて、ミートソースかボロネーゼと表すべき。
この定義は譲れない。出典は料理記者・岸朝子監修の「イタリアン手帳」。

次に、肝心の味について。汁なしにしては、醤油ダレの味が薄すぎる気がする。
トマトソースの酸味がかなり強いだけに、余計にそう感じる。裏を返せば、煮詰め方が全然足りないということ。
早々に一味唐辛子で辛味を補い、酸味の強いアラビアータもどきを作ることに。
入口脇の裏調味料も試したが、正体は山椒。もったいぶって、わざわざこんな所に置く理由は不明。普通に卓上でよくね?

太麺は美味しい。わしわしと食べるには、このくらいの弾力と歯応えが必要。
ヤサイはキャベツが多め。しゃきしゃきした食感で、盛りも気前がいい。
ニンニクは普通だと物足りない。マシにすると多すぎる。その中間が欲しい。
ブタがないのは、二郎インスパイアとしては致命的。あると重く感じるが、なければないで寂しい。味玉は美味しかった。
期間限定。


アラビアータという名称でなければ、ここまで酷評することもなかっただろう。
あと、他店のオマージュばかりで、オリジナリティが感じられないのも気になる。

最後に、妻の"昆布水つけ麺(並盛)"の残りを片付けることに。
しょっぱすぎるつけダレ、つけダレと喧嘩する昆布水、昆布水に合わない太麺と、これがまた悪い意味での問題作で……
本題から逸れるので、これ以上深くは言及しないが。いろいろと再考した方がいい。

新型コロナウイルス対策で券売機脇に手指の消毒用スプレーを設置。
カウンター、テーブルにはパーティションを設置し、拭き掃除も徹底。扉は開放したままでの営業。
ただし、ワンオペはさすがに無理があると思う。接客に余裕も感じられないし、あまりいい印象は受けなかった。

 

横から見た画

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店舗外観
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券売機
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無料トッピング・限定メニュー
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