和歌山家@石川町駅

炭火焼き中華そば(800円)

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そこそことろみのある豚骨醤油味のスープ。1日目なので濃厚さには欠ける。麺は低加水の細麺。硬めで、それでいて伸びづらい。
チャーシューは豚バラ肉を巻いたもの。厚さ2cmを越える分厚さで。紀州備長炭で焦げ目が付くまで両面を炙る。味玉は大きめで、黄身が液状でとろとろの半熟。味もよく染みている。具は他にメンマ、千代巻、青ねぎ。

豚骨スープはさらっとして飲みやすい。それでも、和歌山中華そばとしては充分なとろみ具合。麺はスープによく合っている。
チャーシューは紀州備長炭で炙ることで、最大限旨味を引き出したもの。
まず、厚みがおかしい。焼いてる途中で崩れてしまうからと、厚さを倍にしたらしいが、それでも柔らかすぎて崩れている。
これは揶揄してる訳ではなくて、最大級の賛辞だからね。非常に香ばしくて絶品。存在感抜群で、非の打ち所がない。
前回感じた、青ねぎの嫌な風味もなし。

気になった点は、スープがだいぶ少なく感じられたこと。麺の量が少なめだから、なおさら目立つ。1玉食べるには充分だが。
かえ玉するには、ちょっと躊躇するかな。
終盤は和歌山レッドソースでピリ辛に。唐辛子の辛味と紀州南高梅の酸味。
スープまで完食。チャーシューが凄いから、かえ玉は止めておいて正解だったかも。

13時半過ぎの訪問だったが、隣の中華料理屋「大衆食堂 火成」で警察沙汰が。
警官たちが去った後、男性が店外から罵声を浴びせ続ける。違法薬物の名前も口走っていたし、完全にラリってる様子。駄目だな、こいつは……
店主は一切気にも留めず、「こんなんばっかですよ」と心底嫌そうな表情。

これが寿町の日常。この環境から抜け出したくなる気持ちも、よく理解できる。
移転先も行きやすい場所だといいな。
あと、連れて行った義弟の反応がね。味の合う合わない以前に、いきなり街の暗部を目の当たりにしてしまったもので(´・ω・`)

 

店舗外観

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メニュー

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