味のラーメン 海賊＠馬車道駅
海賊かた焼きそば、半ライス（950円）
麺は揚げて茶色い中細縮れ麺。南京軒食品かな。塩味のあんはとろみが非常に強い。"だま"になっていないのはさすがの一言。
具材はもやし、白菜、にんじん、きくらげ、海老、いか、豚肉、たけのこ、青菜の茎、玉ねぎ。いかは松笠切りにされてたっぷりと。海老は尻尾付きのが1尾。
皿の縁には和芥子。
最後まで食感が持続する、硬くて太めの揚げ麺。咀嚼するとバリバリと音を立てる。
それを覆い尽くすあんが特徴。熱々で具がとにかく多彩。あんの方が圧倒的に量が多いので、なかなか麺にたどり着かない。
あっさり塩味だが、味付けは濃いめ。胡椒などの香辛料はあまり効いてない。
海老は大きくぷりぷりで、食べ応えは充分。いかは柔らかくて、野菜に埋もれないほど量が多い。野菜は個々の食感を損ねないよう、どれもしゃきしゃきに仕上げてある。
深めの皿にこんもり盛られるので、見た目以上に量がある。皿の直径は推定20cm。
和芥子でアクセントをつけ、中盤からは卓上の酢を回しかける。さっぱりとして、まろやかな味に変化する。飽きも来ない。
半ライスはランチタイムはサービス。小さめの茶碗に適量盛られる。炊き加減は適当。
かた焼きそばに合うかはさて置き、たっぷりのあんを乗せてあんかけ丼にする。多少分けてもらっても、大勢に影響はない。
スープは薄い醤油味。香辛料も香味油も効いていない、旨味も凡庸な普通の中華スープ。具は長ねぎの芯の部分を刻んだもの。
新型コロナウイルス対策で、入ってすぐ右手に手指の消毒用アルコールを設置。
カウンターはパーティションで区切られ、扉は開放したままでの営業。
レジにもビニールカーテンが下がっている。
12時過ぎ着で3人待ち。その後も、入れ代わり立ち代わり客が訪れる人気店。
ラーメンより、中華鍋を振るメニューの方が美味いと思われる、ビジネス街の町中華。
評判が高いのはチャーハン。この店で大盛りを頼む人は、よほどの大食漢と見える。
PayPay利用可。
海鮮かた焼きそば
半ライス
スープ
店舗外観
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