麺恋亭 中華街本店@日本大通り駅
とんこつランチスペシャルラーメン、玉子ライス(990円)
癖はあるが臭みはない豚骨醤油味のスープ。豚骨100%の純正スープを謳っている。ラードや背脂は添加物扱いで、香味油は骨の髄から抽出したもの。麺は平打ちの中太麺。細麺と中太麺から選べるが、指定なしだと後者になる。
チャーシューは2枚。丼の内側に貼り付いている。大きくて薄いもの。箸でつまむと崩れるほど柔らかい。味はよく染みている。
メンマは3本で凡庸。茹でたもやし、白髪ねぎの順にたっぷりと盛られる。具は他に半分の茹で玉子、わかめ、白胡麻、海苔2枚。
看板には九州大分らーめんとある。鶏油は不使用なので、家系よりもラーメンショップを彷彿とさせるスープ。
中太麺は食べ応えがあって、硬さは適当。伸びづらいので相性は悪くない。細麺だとバランスはどうなるんだろう?
チャーシューは、丼からこぼれるほど崩れやすいのが玉に瑕。脂身は結構多め。
それを脇役に追いやるのが、大量の茹でたもやしと白髪ねぎの山。しゃきしゃきの食感がアクセントになっている。
白髪ねぎは芯の部分も構わず使い、辛味が強くて主張がかなり強いもの。
これらとわかめと一緒に麺を啜る。メンマは風味がイマイチ、茹で玉子は小さい。
麺を食べ終えたら、残ったスープと具はひとまずそのままで。
玉子ライスは、具がいろいろ乗った卵かけご飯。ライスの炊き加減は適当。
具は賽の目切りのチャーシュー、茹でたもやし、長ねぎの青い部分。中央に生卵を割り、白胡麻を散らし、辛味噌を添えたら完成。
れんげで全体をよくかき混ぜて食べる。具が豊富なので、結構食べ応えがある。
そして、味の肝になるのが辛味噌。コチュジャンベースかな?
ライスとの相性が抜群によく、その有無で味のコントラストが楽しめる。
決して豪華ではないが、チャーシューのおかげでそれなりの一皿になっている。
新型コロナウイルス対策で、手指のアルコール消毒を義務づけ。
テーブル席の一部にパーティションを設置。扉は開放したままでの営業。
ボトルが並んでいることからも、中華料理がメインの居酒屋であることが窺える。
昼飯時は非常に混雑しているので、提供が遅いのがネック。
とんこつランチスペシャルラーメン
玉子ライス
店舗外観
ランチメニュー
メニュー
解説