中華マニア@日本大通り駅
黒ごま担々麺+半チャーハン(850円)
黒胡麻の風味豊かな担々スープ。辛さは奥の方にわずか、痺れは皆無。麺は細麺。硬めでぽくぽくした食感。最後までだれづらい。
ぽろぽろの肉そぼろには刻んだ豚肉を使用。食感は強めだが、味の主張はそれほどでもない。アクセントは芽菜(ヤーツァイ)か? 四川省の家庭で愛される、担々麺には欠かせない漬物。具は他に茹でたもやし、万能ねぎ、黒胡麻。
辛味も痺れも感じられず、黒胡麻の甘味と酢の酸味だけが主張する不思議な味。中華料理の奥深さを思い知らされる。
細麺はスープにしっかり絡んで、食感がいいもの。相性は悪くない。
芽菜(ヤーツァイ)の食感が効果的で、食べ応えがある肉そぼろ。麺と一緒に啜っても、結構な量が底に沈む。
それ以外の具は、さしたる特徴がない。
想像していた担々麺とはだいぶ違うが、これはこれでありなんだろう。麺を食べ終えたら、スープと具はひとまずそのままで。
半チャーハンは、中くらいの茶碗に平たく盛られる。上から押さえ付けた感じ。
具材は卵、長ねぎの芯の部分のみと非常にシンプル。どちらかといえば、しっとり系。きちんと炒めてあり、香ばしさが漂う。
オーソドックスな味付けだが、ランチのセットなら悪くない。意外と食べ応えもある。
小鉢はわかめと長ねぎのピリ辛和え。酢と特製ラー油で和えたものかな。
酢の物とキムチの中間のような味付け。チャーハンの合間につまむには適当。
残ったスープは、沈んだ具ごと完食する。
温くなると、黒胡麻のコクと甘味、酢の酸味がより強くなる。不思議な味わい。
求めていた味とちょっと違う。どの辺が中華マニアなのか、最後までよく分からず。
デザートは杏仁豆腐。小さな器に入れられ、クコの実が一粒乗せてある。
最近食べた中では、もっとも杏仁豆腐らしいもの。杏仁霜を少量使っているかも。
新型コロナウイルス対策で、入口脇と各テーブルに手指の消毒用アルコールを設置。扉は開放したままでの営業。
2021/4/3OPEN。
カフェやイタ飯屋を思わせるお洒落な内装。
提供時に黒い不織布のエプロンと、朱色の使い捨ておしぼりが付いてくる、細やかな気遣いが嬉しい。スープがよく跳ねるので。
飲み物は冷たい烏龍茶。店員が定期的に注ぎに回ってくる。
PayPay利用可。
黒ごま担々麺
半チャーハン
小鉢
杏仁豆腐
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