中華 勝芳@大船駅
カタヤキソバ(750円)
麺は揚げた中細縮れ麺。バリバリした食感だが、しんなりしても美味い。
中華鍋で調理された、熱々のあんがたっぷりとかけられる。具材はもやし、白菜、たけのこ、豚肉、生きくらげ、チンゲン菜、紅白かまぼこ、ピーマン、玉ねぎ、しいたけ、にんじん、にら。
皿の縁には和芥子。量は釣り合っているとは言い難い。
あんは甘めの味付けで、とろみが強く個々の具材が主張している。何より、野菜の火の通し加減と食感が絶妙。
厚切りのたけのこ、しゃきしゃきのチンゲン菜や白菜、しいたけや生きくらげも特徴的。そして、異彩を放つ紅白かまぼこ。
それらがとっ散らかることなく、ひとつの料理としてまとまっている。揚げ麺の量も多いので、食感は終盤まで持続する。
中盤以降は、添えられた和芥子をアクセントに。最後は卓上の酢でまろやかに〆る。
私が知り得る限り、町中華でもっともコストパフォーマンスの高いカタヤキソバ。
これを越えるのは、もはやデカ盛りの店しかないんじゃなかろうか。この店も、その域に片足を突っ込んではいるんだが……
12時半で店内10人と盛況。やはり、職人や外回りの方々に愛されている様子。
会計時に冷えた缶コーヒーをいただく。いつもありがとうございます。
横から見た画
店舗外観
メニュー